後追いの時事雑感

先週末から溜まった仕事やら会議やらで更新をサボってました.それに加えてレンタルサーバー上にブログサイトの構築を試みていましたので,観察サイトはその手の技術解説ブログばかりでした.それにしても初めてMovable Typeなるウェブログ構築ソフトをインストールしてみたのですが,結構ハマってしまいました(色々な意味で・・).
インストール自体はマニュアル通りにやったら簡単にインストールでき,問題なく表示もできたのですが,本来凝り性なもんですからフリーのアクセス解析ソフトを導入しようとして大ボケかましたお陰で丸一日無駄に費やしてしまいました(何回,再構築ボタン押したことか・・・).



いゃ〜勉強になりました,思い込みはやはりどんな場合でも禁物ですね.物事はまず単純で最も可能性の高いものから潰してゆけ,世の常です.筆者は絶対パスの本当の意味を理解してませんでした(泣)・・・ほんの一つのdir名である”public_html”を入れなかったばかりに出口のない迷宮を彷徨ってました(笑).脳みその筋肉化だけは避けねばならぬと改めて思った次第であります.
はてな”は色々不便が多いものですから,いずれ自前サイトの方に移行するつもりです(カスタマイズしまくっております).日に200〜400アクセス程度の弱小サイトではありますが,その際はお知らせ申し上げますので宜しくお願いいたします.


前置きが長くなってしまいましたが,そんな訳で拙ブログも目出度く
「ごめんね。ページがひょうじできませんでした。」と相成りました.
検索結果の”フィルタリング”を参照しますと,「私どもは、子供達に良い情報を、よりわかりやすい状態で提供することが、インターネットを利用する子供たちのためだと考えております。」とありますので,拙ブログは子供にとって有害な情報を提供していることになりますね.mumurブルログ様や帝国愁報様,アジアの真実様のサイトを拝見いたしますと,何やらこのフィルタリングには保守系サイトや半島・大陸に批判的なサイトを不可視にしてしまうという非常に香ばしい機能をもっているとあります.まぁ結構サヨク系のサイトもフィルタリングされてますので,取りこぼし?はあるんでしょう.
何れにしても,こういったフィルタリングをかける側は自分たちが”自国に都合の悪い情報を徹底的に排除するかの国”と等価なメンタリティをもってしまっていることに気付いているんでしょうか?彼らの最も嫌うことは”言論統制”ではなかったですかね,正体見たり!ってとこですね.まだ何も思想的方向性をもたない子供達にネットを通して偏向した考え方を植え付けさせるやり方は嘘が多いことを教え広めるという意味において,広義のブラック・プロパガンダとも云えるのではないでしょうか.


繋がりとしてちょっと苦しいですが,先日10日の衆議院外務委員会で民主党松原仁議員が海外における中共の日本へのブラック・プロパガンダについて外務省側に詰問していました(これもmumur様のサイトです).お題は所謂”南京大虐殺”です.十年ほど前ならまず間違いなく質問することさえ憚られたことですが,それを議論できるようになったことは喜ばしいことです.松原氏の質問の様子は衆議院TVで見ることが出来ます.これを観ると,海外では依然として南京事件がジェノサイド(計画的大量虐殺若しくは民族根絶)と同義に扱われていることが分かります.これに沿って南京事件を眺めると,論点は大まかに分けて相当数の殺人行為が戦時国際法に則った戦時法規上で合法であるのか違法であるのか(便衣兵の処刑も含めて),また違法性があった場合,それが軍(旧日本軍)による組織的なものか否かの二つになると考えて良いでしょう(一定数の集団には必ず不心得者がいる).
中共が未だに喧伝する30〜40万人虐殺を全面肯定する論者は問題外としても,数千人から数万人説を云う肯定的主張派は多くいるわけですから,殺人行為があったとされることへの上記の検証は必要なことだと思います.これらについては月刊WILL3月号で「南京大虐殺は中国のブラック・プロパガンダ」を著した茂木弘道氏がブログ”茂木弘道の「世界出版ブログ日記」”で詳細に論陣を張っておられます(1/27〜2/10までのエントリー).また,茂木氏は松原議員に質問用の資料を提供された方でした.このブログを拝読すると,同時に氏の主張に異を唱える”肯定的主張派”の論も観ることができ非常に興味深いです.筆者は氏の主張を全面的に信頼するわけではありませんが,少なくともこうした事件が中共反日工作にとって最も効果の大きいプロパガンダに成り得ていることが良く理解できましたし,海外に蔓延る一方的な誇張・虚構部分へ楔を打つという意味でも意義深いことと考えてます.
当の外務省の答弁は相変わらず及び腰でしたが,麻生外相が積極的とは云わないまでも事実に反する誇張に対してはそれ相応なる啓蒙活動の必要性を認めていたのが印象的でした.


さてもう一題,しかしイチローはキャラが変わりましたね.筆者は彼の功績を大いに認めるものの後味の悪いクールさが嫌いでした.”公”より”個”を強く主張する身勝手な合理主義的孤高さが自分の中では彼への印象を悪くしてました.
今回,WBCでの彼の変貌ぶりをマスコミもかなり違和感をもって報道しているようです.何といっても,彼は公然とWBCに出場しない松井を”信じられない”と言って非難してましたから,きっと驚いたんでしょうね.このことは誰しもが言いたいことでしょうが,イチローが長いことアメリカという異国の地で揉まれたことと無関係ではないでしょう.筆者は海外に長く住んだことがありませんので断定することはできませんが,例え僅かな旅行であっても異国に行けば,それなりに日本人であることへの帰属意識が些細なこと(食事の違いとか)からも芽生えることは予想し得ることです.彼の場合は当然,一般人とは違い,かかる圧力や孤独感に相当なものがあったことは想像に難くありません.彼がそのように予想できる行動を取ってくれたことを安易に”愛国心が芽生えたんだ”と観るのは簡単ですが,それより筆者は上記のように評価した自分を良い意味で裏切ってくれたことに快感を覚えます.
何はともあれ,今日の決勝戦は全力で強敵キューバをぶちのめして欲しいですね.と言いつつ,韓国を完膚無きまでに叩きのめした準決勝でWBCは終わったと思っている自分はやっぱり嫌韓でしょうね(笑)

(追記)

やりましたね!おめでとうございます,日本チーム!!
あのキューバに良く勝ちました.

それにしても「エリア51」とは(笑),まさにRestricted Areaってことで.


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