西村眞悟議員を応援します

3月10日に筆者の巡回先の”京都の芸妓 しんこ どす 堪忍えぇ”に以下のエントリーがあった.創価学会を支持母体とする公明党のことを”オガミヤ”と呼ぶ,しんこさんの感性が非常に気に入っているので,筆者もそれに習って”オガミヤ”と呼んでいる.

『西村被告の辞職勧告決議案、公明党が提出へ
 公明党は9日、衆院議員の西村真悟被告(民主党を除籍)が弁護士法違反などの罪に問われた初公判で同法違反を認めたのを受け、西村氏の辞職勧告決議案を提出することを決めた。』

本性まるだしオガミヤども 憎くき真悟を追い出したい一心 どうぞやっておくれやすう これはまさにオガミヤが拉致家族に対するいままでの支援活動が似非の運動やったとゆうことどすわああ 踏み絵を踏みはった オガミヤの大好きな半島や北と呼応したもんどすう がはは この事件国策捜査の影にオガミヤがおったんちゃいますかあ そうゆう合理的推察がでけますわあ 拉致家族はんよオガミヤが味方か敵かよう見極めておくれやすう



自民党はこのオガミヤさんの出した辞職勧告決議案に何の因果か賛成したわけである.選挙のためか何か知らないが,保守を党是とする組織としてのプライドはないのか,いつまで国益を失わせるような歯止めをかけてくる連中の機嫌を取れば気が済むのだ.
しんこさんも言われているように,オガミヤさんの北に対する態度は似非だったのか,まぁ最初から白々しいとは思っていたが少しは遠慮したらどうだろう.
確かに西村氏は現在,被告の身分ではあるが,だからといって,それは過去の功績の否定には繋がらないだろう.氏は未だ誰も恐れて手を出せなかった拉致問題にいち早く着手して親身になって被害者の苦しみを代弁し,真の国家が取るべき道を問うてきた.これは一部のアホが中傷するような売名・利得目的などでできる行為ではないと筆者は信じている.
氏を観ていると,失礼を承知で言わせていただくが,まさに「粗にして野だが卑ではない」を体現した方であるように思う.国鉄総裁であった石田禮助氏が就任挨拶を国会で述べたときに言ったとされるこの言葉は,風雨にさらされ孤立したとしても決して風格やプライドを失わない野武士を強く連想する良い言葉だ.つまり氏には””があり,それに伴った””がある.だからこそ,『皇室の伝統を守る一万人大会』での一際,大きい拍手の渦に繋がったのだ.心ある保守の方々にはそれがよく分かっているものと思われる.

ゆえに,

衆院議院運営委員会は14日昼、弁護士法違反などの罪に問われている西村真悟衆院議員(民主党除籍)に対する辞職勧告決議案を16日の衆院本会議で採決することを決めた。 決議案は自民、公明両党が提出。民主党も14日午前の役員会で、決議案に賛成する方針を正式に決定しており、本会議で可決される見通し。2003年3月の坂井隆憲衆院議員以来、衆院では3例目の可決となる。ただ同決議案は可決されても強制力はない。
 民主党は昨年11月に西村議員の離党届を受理せず除籍処分とし、議員辞職を勧告していることから、鳩山由紀夫幹事長が「賛成する方向で党をまとめたい」との考えを示していた。
 16日は昼の議運委で決議案を可決した後、引き続いて開かれる本会議冒頭で議決する運びだ。


これは可決されるであろうが,動じてはいけない.氏は自身のHP内の”眞悟の時事通信”で以下のように述べておられる(抜粋).

通常国会開会を控えた1月17日、私は、議員を辞職しないという結論と理由を公表して、現在まで公務を続けてきた。今となって辞めるべきと言われても、この結論を、変更すべき理由はない。また、苦悩の続く日夜を経て公表した結論は替えられるものではない。
 ただ、私が、単に議席にしがみついているかのような表現をしているマスコミもあったので、次のことも申し添えたい。
  私に対する本決議案を提出した与党各位が、拉致被害者救出のために対北朝鮮制裁の必要性を深思され国民の願いを理解されたうえ、対北朝鮮全面制裁を決断され、「政府をして今週中に北朝鮮に対して全面制裁を断行される」ならば、拉致問題解決に大きな転機が生まれ、私の議席に国民有権者から付与された任務は一つかなえられるのであるから、私は、考えを変えることが出来るのである。


自・公両党には氏のこうした思いが変異した形でしか伝わることはないだろうし,今の小泉一派が即経済制裁などやるはずもないため,決議案は氏を能動的辞職に追い込むことはできない.しかし,氏は決して逃げているのではない.
西村眞悟代議士はどこぞの官僚上がりの間抜け代議士とはわけが違う.例え比例であろうと,郵政民営化なんぞとは違う次元レベルの真の国家事案で当選を勝ち取ってきたのだ.その国民から委託された任務や義務を果たさずして辞職できる道理など無いことは明白である.
しかるに,筆者はこれからも西村眞悟代議士を強く応援する所存である.

*今回は久々に”である”調で力強くエントリーを纏めてみました.


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