真の関係修復は正しい歴史認識から始めては

また例によって関係修復とやらの”どさまわり”に行ったらしい.
少し前のDr.マッコイさんのエントリーで,最近の安倍氏の人相が悪くなったのはバカボン中川こと,自民・中川秀直政調会長らの取り巻きのせいでは?とあったが,安倍氏にあってはこんなのに言いくるめられないで欲しいですね.

自民党中川秀直政調会長ら与党訪中団が19日、最初の訪問地・上海に到着した。20日には公明党井上義久政調会長も合流し、5日間の日程で政府要人らと会談、両国の「共通の利益」を確認しながら日中関係修復の糸口を見いだしたい考えだ。中国はすでに「小泉後」をにらんだ対日関係を模索し始めている。「ポスト小泉」の本命である安倍晋三官房長官の後見役である中川氏の受け入れもその一環とみられる。ただ、靖国神社参拝問題というトゲが抜けないまま新たな関係が構築できるかは不透明だ。
(中略)
 日中関係について中国は最近、「靖国問題では譲歩しない」との原則の下、政財界などとの交流を活発化させ小泉首相を孤立させる対日方針を決めている。唐家セン(王へんに旋)国務委員が8日、訪中した野田毅自治相に「小泉首相にはもう期待していない」と露骨に語ったのもその表れとみられ、王毅駐日大使も14日、中川氏に「次の首相に参拝されたら困る」と伝えている。
(後略)


中共にとっては誰が来ようと,真の関係修復なんかするつもりはないでしょう.彼らの云う関係修復とは”従属”でしかあり得ないのだから.次期首相が安倍氏だろうと麻生氏であろうと,靖国神社には粛々とご参拝いただきたいと思います.

最近,例の極左ノリミツ・オオニシ”の間抜けな記事(てっく様エントリー参照)や14日の国会での岡田発言など,歴史認識を再考する良い機会があったと思います.これに絡んで,少し前になりますが,麻生外相の講演での発言で”台湾の教育水準の高さは日本統治下の教育制度のお陰”というのがありました.勿論,これはこれでグッジョブな発言なんですが,朝鮮に関しても言及して欲しかったなぁと思いました(まぁメディアはさらにエキサイトするでしょうが・・).
さて去年の5月末に”零細企業経営者の闘魂日記”のDr.M氏が”最近の朝鮮”という昭和8年発行の小冊子をアップされておられました.これについて氏自身も「歴史資料としての価値評価についてはよく分からないが,少なくとも当時の状況を知る上での一助にはなるだろう」という意味合いのことを述べておられました.これは確かに現代風に云えば”キャンペーン冊子”でしょうが,考察・評論部分を抜いたとしても政策としての記述に捏造の類はないとの推論が成り立ちます.この部分は他の歴史資料がほぼ証明していることですからね.
この資料は氏の日記のリンクから見ることが出来ます.その中で,「四.併合の由来と統治の方針20-21〜〜34-35」の部分を順に読んでいくと,当時の日本が如何に欧米式の植民地政策とは違った方式の統治を行っていたかが分かります.特に,先の教育制度については絶対に欧米式の植民地政策では為し得ない柔軟な教育を行っていたことが伺われます.普通,ある国を侵略・植民地化したら奴隷扱いですよ.間違っても,被侵略国の国語である朝鮮語なんて教えさせませんよ.これを見ただけでも,”日帝は我々から母国語を取り上げた”なんてのが嘘っぱちか判ろうというもんです.当時の日本は決して強制・隷属させようとしたのではなく,どうすれば融和的に日本人としての規範を身に付けて貰えるかを常に模索していたんだと云うことが見て取れます.この他にも韓国・北朝鮮が非難することとはかなり違うじゃないかと言う箇所は随所に見られます.もしこの冊子のことをご存じないようでしたら,一読されることをお奨めします.
人によって見方は千差万別です.この事柄には統治する側とされる側の論理があります.された方にしてみれば,上記は詭弁に映ることでしょう.また,嫌がる人もいたに違いないのに統治したことは事実だろうと言われればそれまでですが,少なくとも悪魔の日本帝国主義と云われる事への反証にはなるのではないでしょうか.



↑皇室の伝統を守る「一万人大会」↑



↑日本の伝統と日本人としての誇りを破壊する↑
皇室典範の改悪に強く反対します(万世一系HPにとびます).


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