何故，現直系に拘るのか？
昨日は久々にテレ朝の”サンプロ”を見ました．ご存じのように，この番組はアノ司会者が都合の悪いものには非常に鬱陶しい煽りを入れるので，いつもまともな議論にならないんですよね．
それゆえ，もう見なくなっていたんですが，テーマが皇統問題で櫻井女史が出演されるとあっては見ないわけにもいかないなぁと思ったわけですが・・やはり酷かったですね．
当該議論のゲストは，中川秀直，平沼赳夫両衆議院議員，所功氏(京都産業大学教授)そして，櫻井よしこ女史でした．中川氏は終始，何を言ってるのか，若しくは何で其処にいるのか分かりませんでしたから，どうでも良いんですが・・・，
先ず平沼氏，さすがにＹ染色体云々については突っ込みが多いのか，それは仰いませんでしたが，１２５代続いたとか万世一系とかも，彼ら（アノ司会者や後ろに控える親衛隊）にはすでに十分なカウンターメジャーがありますから，独立使用は避けるべきでしょう．
まぁ，平沼氏はメディアに出演される機会が多いわけですから，もう少し視聴者に分かりやすい言葉，短いセンテンスで共感が得られるキャッチフレーズのようなものを仰っていただけると良いですね．ブレーンな人が考えてあげないと，只の偏屈な伝統主義者に見られてしまうと思うんですがね．ただでさえ，小泉首相への恨みでやってるだけとか言う信者な方々がおられるようですので．
さて，問題は所功氏です．この方は昨年，ＮＨＫの靖国討論に出演された時には姜尚中氏らの左巻きを相手に飄々と正論を述べておられたので，悪い印象はなかったんですが，こと皇統問題での論はおかしくなっちゃいましたね．
ちょっと前（紀子妃殿下のご懐妊）までは，旧宮家の方を愛子内親王殿下のご養子にするとか，男系を繋げる方策を述べられていたんですが，急にそれを封じて仰らなくなりました．
その代わり，”本来日本は母系社会だったが，中国からの父系思想の導入によって男系になっていった”なんて云う珍説を披露して，女系こそが皇統の本質であるかのような議論誘導をしてました．
さすがに，これには櫻井女史が反応して，”中国は父系と云うより易姓革命の方が本質”と一発で切り捨ててましたが，まったく，その通りで日本独自に発展してきた皇統は血生臭い易姓革命的世代交代とは一線を画すはずです．そもそも，母系社会であるからこそ，権威を父方に委譲してきたというのが実態のはずで，それを女系容認の論拠にすることは無謀だと思います．実際に，神話時代も含めて二千六百六十六年に渡って，男系で続いてきたという歴史的事実，またはそうであったと言われてきた事実を説明できませんよ．
そんなこと，女系にしたくてウズウズしている煽り司会者とその取り巻きしか納得しませんて（笑
一般大衆を似非のロジックで扇動するのは止めていただきたいですね．
どうして，ここまでして女系を容認または推進するんでしょうか？
問題はあるにしても男系を存続する方策があるにも拘わらず，それにはあまり触れたがらず，ひたすら愛子天皇を目指す．明らかにおかしいですね．
紀子妃殿下がご懐妊になって典範改正が危ぶまれてきたこの時期にあって，特に顕著ですね．小泉さんは何喰わぬ顔してますが，明らかに裏にいる勢力は焦っている．
筆者は基本的に”愛子天皇”にあまり意味がないと思ってます．一般的には，”愛子様が天皇陛下になれないのはおかしいでしょ，可哀想でしょ，皆さん！”って感じで流布されてますが，問題は愛子様ではなくて，当然ですが愛子様が女子であることなんですよね．要するに，女帝から女系への流れの道筋を早々に作ってしまうのに今が最も適した時期であると云うことなんでしょう．
そして皆さんの予想通り，皇位の卑小化，象徴性の強化(精神的な意味での国家元首否定)，皇統崩壊，共和制実現？の順にもっていきたい勢力が在るって事です．
その勢力が誰なのか，どんなグループなのかは分かりません．今，噂になっている宮内庁，外務官僚，はたまた例の拝み屋さん，広義には特亜の意向を受けたグループ，米国，陰謀論には事欠きませんが，それを信じたくもなりますよ．明らかに異常な執念を感じますから・・・有識者会議のメンツを見ても一目瞭然ですしね．
男系維持派はまだまだ安心できません．
小泉・官邸筋は旧宮家の復籍審議と引き替えに女帝のみを認めさせる妥協案を出してくるとか云う噂もあるようですしね．とにかく，次期政権，というか事の本質が分かる政権にになるまでは皇室典範に触れさせてはならないと云うことです．
＊相変わらず，アノ司会者は煽りまくっておりまして，しかも女系の言い分には静寂を保ち，男系維持派の時には一言一句に茶々入れてました（笑
まぁ，非常に分かりやすいというか，アレですね，だからテロ朝って云われるんだよって感じでした．
皇室典範の改悪に強く反対します(万世一系HPにとびます)．
←”良き日本ののためにクリックをお願い致します．”
