戦国自衛隊1549&亡国のイージス

ハッキリ言ってDVD買って損しました.
特に戦国自衛隊1549・・・前作を何度も観てるチバ(千葉真一)オタの筆者としては悲しいほどに内容が薄っぺらでした{千葉真一主演:ザ・ボディガード(1974)のテーマ曲を携帯の着信音にしてるのは日本広しといえど,小生だけ...多分!?).


まぁ 前作の時代(1979)に比べて,制約の多い現世代では破天荒な脚本に出来なかったのは仕方がないとしても(原作者の福井晴敏氏もそう言ってましたし,)あれじゃ,戦国時代にタイムスリップする意味がないのでは?
やっぱり江口洋介さんでは千葉ちゃんに太刀打ちできません(あくまでこの作品だけの感想).
前”戦国自衛隊”のラストシーンに対する評価は色々あるでしょうが,あの救いようのない絶望的なシーンに流れるララバイオブユー(ジョー山中,名曲だと思います)とのアンバランスさの中に,死を前にしても一歩も退かない伊庭三尉(千葉ちゃん)の戦士としての美学と哀愁を感じて感動した筆者としては,すべてがダメダメでした(長いよ).
え〜 分かってますよ,あの時代だから作れたって事はね.

亡国のイージスに至っては,良かったのは中井貴一(何とかヨンファだったかな?)工作員の”日本人よ,これが戦争だ!”だけでした(T_T).真田(広之)さんは”沈黙の戦艦”のスティーブン・セガールみたいな役どころなんですが,軍人らしくない台詞を言わされていたので,個人的に?でした.戦争では殺られる前に殺れが鉄則でしょうに.殺る前に少しは考えろってあんた,如月さん撃たれちゃったじゃない(まぁ リアルにこんな場面に遭遇したら,筆者も多分撃ち殺されますが・・・なにか).
こういうサヨに遠慮した台詞を言わせるところが日本映画の限界なんでしょうかね.

以上の映画批評はネットウヨでチバオタが書いたものですので,全く信用できません・・・あしからず.
今日はちょっと軟派な雑感で,失礼致しました.